謝晦の一族と姻族2

謝晦の一族と姻族の系図。...
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謝晦の一族と姻族

姻族といえばまず妻の一族ですが、謝晦の妻の曹氏についてはほとんど情報がありません。本籍さえも不明。次の姻族は子の配偶者。『宋書』巻四十四、謝晦伝至江陵,深結侍中王華,冀以免禍。二女當配彭城王義康、新野侯義賓,元嘉二年,遣妻曹及長子世休送女還京邑。娘を彭城王劉義康と新野侯劉義賓に嫁がせており、彼らがいわゆる娘婿に該当します。ただ、その後まもなく謝晦は討伐・誅殺され、2人の娘は共に離縁されたと思われま...
タグ:東晋 陳郡謝氏 潁川

沈林子伝の地理雑考(潼関一帯)

たまにはツイッターの方のまとめ記事。沈林子伝の地理雑考。— 魏晋南北ブログ (@GiShinNanBoku) September 7, 2019 定城は潼関の少し西(華陰より東)。黄河と渭水の分岐点より西で渭水の南側。姚紹はここを拠点に糧道攻撃戦に切り替えます。— 魏晋南北ブログ (@GiShinNanBoku) September 7, 2019 姚鸞が「精兵守險」したのは潼関の南?檀道済配下と交戦していますね。その後、大路(潼関と黄河沿いの諸県をつなぐ通路...
タグ: 後秦 東晋

元凶の乱12

今回は劉劭vs劉駿の全体の流れと略図。なお、「元凶の乱」というタイトルを使っていますが、特に一般的な呼称ではありません。便宜的なものです。(実は「元凶之禍」のような似たような表現自体でさえ珍しかったりします)その「元凶の乱」直前の情勢。まず453年の時点で、君主・文帝の息子で20歳以上(存命)は、皇太子劉劭(長男)、始興王劉濬(次男)、武陵王劉駿(三男)、南平王劉鑠(四男)、隨王劉誕(六男)、建平...
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元凶の乱11

4月27日、新亭(秦淮水南岸)で孝武帝(劉駿)が即位。時に24歳。5月1日(即位5日目)に臧質ら雍州兵2万が新亭に到着。この時、孝武帝陣営は偽帝劉劭が守る建康近郊を四方から包囲する状態となっていました。5月2日~3日、孝武帝軍が攻撃開始。魯秀ら勇士500人が朱雀大航(秦淮水の渡河地点)に攻め込み渡河すると、(北岸で)大酔していた王羅漢は泡を食って降伏し、他の北岸の守兵達も次々に武器を捨てて逃げ散っ...
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元凶の乱10

2月21日、劉劭のクーデターと即位。3月27日、武陵王劉駿が尋陽から各地に檄文。尋陽には江州・雍州・荊州などの挙兵軍が集結。4月1日、劉駿軍の先鋒が尋陽から出撃。4月22日、「新亭の戦い」。建康の近くで皇帝劉劭軍が劉駿軍先鋒に大敗し、朝廷側の水軍を率いていた褚湛之や陸軍の重鎮の魯秀などが挙兵側に投降。この頃になると江北の長官達も動き、挙兵側に付きます。豫州刺史の劉遵考は劉劭が備えとして豫州に派遣し...
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元凶の乱9

4月14日、柳元景ら先鋒が江寧に上陸。鉄騎を率いる薛安都に至っては「朱雀大航」の手前(秦淮水の南岸)に出て敵側を一喝しています。17日、武陵王劉駿の本隊が溧洲に到着。既に朝廷側から(部隊を任されていた)龐秀之を始めとする離反が複数発生していました。19日、先鋒軍が新林まで前進。(柳元景ら先鋒は密かに新亭まで進軍し、早朝に到着?)(新亭は秦淮水を挟んで石頭城から長江沿い二十里ほどの場所)21日、柳元...
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元凶の乱8

3月27日、武陵王劉駿陣営が尋陽から各地に檄文を展開。4月1日、尋陽から先鋒が出発。(この時の挙兵陣営の顔ぶれは「元凶の乱6」でまとめました)5日、尋陽から武陵王劉駿が出発。8日、檄文が首都に到達。10日、朝廷側が秦淮水南岸を放棄。新皇帝劉劭主導で水軍・陸軍共に迎撃体制を整えます。そしてこの頃に次のような人事が行われました。(ちなみに褚湛之は娘が始興王劉濬の妃)驃騎将軍・開府儀同三司の始興王劉濬を...
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元凶の乱7

2月21日、首都で文帝弑逆と劉劭の即位。3月2日、武陵王劉駿に首都の出来事が伝達。3月、雍州と荊州で臧質・南譙王劉義宣らが挙兵。3月17日、武陵王劉駿が麾下の諸軍に挙兵を表明。3月18日、挙兵を知った臧質の親族が首都から逃走する事件。3月24日、武陵王劉駿が本拠の尋陽(江州)に到着。3月27日、尋陽から各地に挙兵の檄文。4月1日、尋陽から先鋒が出発。4月5日、尋陽から武陵王劉駿が出発。4月8日、武...
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元凶の乱6

3月27日、武陵王劉駿をトップとする挙兵軍は宋の各地に檄文を出し、劉劭打倒を呼びかけます。劉駿は時に34歳。江州刺史になってから満2年も経っておらず、強固な地盤を持っていなかった可能性はありますが、西陽蛮の討伐のために集結した諸将・諸軍が傘下にあり、また南譙王劉義宣の呼びかけに応じた荊州を含む諸州が後ろ盾になっていました。劉駿の直下で実施された主な人事は次の通り。長史:劉延孫(尋陽太守・行留府事)...
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