奮武将軍・長安亭侯の閻豊?

創作(妄想)用の小ネタシリーズ。上尊号碑編。『三国志』巻十五、張既伝、注引『魏略』閻行,金城人也,後名豔,字彥明。少有健名,始為小將,隨韓約。(中略)會約使行別領西平郡。遂勒其部曲,與約相攻擊。行不勝,乃將家人東詣太祖。太祖表拜列侯。閻行は金城の群雄・韓遂(韓約)の有力な配下でしたが、曹操と韓遂が争うようになると最終的に西平で離反して韓遂と衝突し、勝てないとなると曹操のもとへ帰順しました。この時に...
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慕容皝のネーミングセンス

『晋書』巻一百二十三、慕容垂載記慕容垂字道明,皝之第五子也。少岐嶷有器度,身長七尺七寸,手垂過膝。皝甚寵之,常目而謂諸弟曰:「此兒闊達好奇,終能破人家,或能成人家。」故名霸,字道業,恩遇踰于世子儁,故儁不能平之。慕容皝は五男をかなり寵愛しており、「この子は闊達好奇で、ゆくゆくは一族を破滅させるか隆盛させるか存在となるな!」などと弟達に言ってまわり、その子の名前を「霸」、字を「道業」と名付けました。...
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曹丕と許昌宮と氈殿

『通典』巻七十、礼三十、元正冬至受朝賀後漢歲首正月,為大朝受賀。其儀:夜漏未盡七刻,鐘鳴,受朝賀及贄。(中略)魏文帝受禪後,修洛陽宮室,權都許昌。宮殿狹小,元日於城南立氈殿,青帷以為門,設樂饗會。後還洛陽,依漢舊事。其藩王不得朝覲,明帝時,有朝者,由特恩,不得為常。『南斉書』巻九、礼志上後魏文修洛陽宮室,權都許昌,宮殿狹小,元日於城南立氈殿,青帷以為門,設樂饗會。後還洛陽,依漢舊事。通典や南斉書な...
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曹丕と洛陽宮と建始殿2

文帝の初め、洛陽宮には帝国に相応しい施設が揃っていませんでした。『三国志』巻二、文帝紀、黄初二年、注引『魏書』(六月)甲辰,以京師宗廟未成,帝親祠武皇帝于建始殿,躬執饋奠,如家人之禮。そのため、建国翌年(の6月5日)に父を祀る際には宗廟の代わりに「建始殿」を使っています。『三国志』巻十七、張遼伝文帝即王位,轉前將軍。分封兄汎及一子列侯。孫權復叛,遣遼還屯合肥,進遼爵都鄉侯。(中略)黃初二年,遼朝洛...
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曹丕と洛陽宮と建始殿

219年10月に(漢中遠征から帰ってきた)曹操が洛陽に到着。曹操は続けて南征に出ますが、ケリがついたことからまもなく引き返します。220年正月、曹操が洛陽に到着。そして同月の庚子(23日)に死去。『宋書』巻三十二、五行志三、火、草妖漢獻帝建安二十五春正月,魏武帝在洛陽,將起建始殿,伐濯龍祠樹而血出;又掘徙棃,根傷亦血出。帝惡之,遂寢疾,是月崩。蓋草妖,又赤祥也。是歲,魏文帝黃初元年也。宋書によると...
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魏文帝のご行幸

魏王曹丕→文帝の移動・滞在まとめらしきもの。...
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文帝と洛陽・許昌・親征

曹丕(文帝)は洛陽を都としましたが、足掛け7年の在位中に3回も呉征伐に出ており、また許昌に留まることもあり、洛陽にいた期間は半分もありませんでした。割合は、洛陽近辺が約4割、許昌近辺が約3割、親征関連が約3割。洛陽・第1期(220年12月~221年12月):約12ヶ月黄初元年(220年)十二月の戊午(17日)に洛陽に行幸し、黄初二年(221年)十二月に洛陽から東巡に出発。許昌・第1期(222年1月...
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令和二年十二月

昨年十二月の当ブログ記事のまとめです。「魏文帝重臣編」がメイン。12/1 「長吏の畢軌」補足編2。畢軌も「長吏」だったと思われるという話。12/2 「呉質の北中郎将就任」補足編3。呉質が北中郎将に就任した時期について。12/3 「夏侯楙の官歴1」補足編4。夏侯楙の官歴まとめ。12/4 「夏侯楙の官歴2」補足編5。夏侯楙の官歴の整理。中領軍や侍中の扱いについて。12/5 「韋玄・韋叡と京兆杜氏」韋玄...
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振威将軍の許題?

創作(妄想)用の小ネタシリーズ。上尊号碑編。許褚の兄の許定は振威将軍となり、また何らかの侯に封じられてた可能性もあります。振威将軍で、何かの侯・・・。上尊号碑に「振威将軍 湟郷亭侯 臣題」という人物がいます。振威将軍で、亭侯の「某題」。題と定ってちょっと似ていませんか?許褚の兄の許定は本当は「許題」であり、振威将軍・湟郷亭侯となっていたというのはどうでしょうか。「題」と「定」が似ていないという人も...
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許褚の兄、許定

『三国志』巻十八、許褚伝褚兄定,亦以軍功封為振威將軍,都督徼道虎賁。許褚には兄がいました。名前は許定。許定の記録はほとんどなく、辛うじて分かるのが、(魏の)振威将軍となり、都督徼道虎賁だったことぐらい。「徼道」はいわば巡察道路。そこの虎賁とか都督とかは珍しい表現ですね。『三国志』巻十八、許褚伝文帝踐阼,進封萬歲亭侯,遷武衞將軍,都督中軍宿衞禁兵,甚親近焉。そして同時に、兄が振威将軍で「都督徼道虎賁...
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